2025.12.13 2025.12.16

【Pygame Zero】簡単なゲーム01：タイミングを狙え！カラースロット‼

ratch2025

こんにちは！
「Pythonしよう！楽しく学べるプログラミング教室」の
ラッチ先生です

ラッチ先生

スック

スックです。よろしくね！

今回のプロジェクトは、こちら！

BGM提供：DOVA-SYNDROME
https://dova-s.jp/
・「Mini mini Kawaii Pop 」 by 蒲鉾さちこ

効果音提供：Chisato’s Website
https://chisatosound.sakura.ne.jp/index.html
・「Accent. Brilliant [02] (Low)」：アクセント
・「Thought Babble/Cloud [02]」：アニメ

ラッチ先生

基礎プログラムと画像を入れた
「簡単なゲーム01 カラースロット！」zipフォルダをダウンロードしてください

スック

今回は、スクリーンの色を “azumi”にしたよ

「原色大事典」サイトには、URL:https://www.colordic.org/
pygame zeroで使える色が載っています

simplegames01

1 ファイル 220.22 KB

ダウンロード

Contents

学習の流れ
プログラミングの仕方を説明します
まとめ

学習の流れ

スロット操作：スペースキーで準備・回転・一時停止

当たり判定

BGM・効果音を入れる

BGM提供：DOVA-SYNDROME
https://dova-s.jp/
・「Mini_mini_Kawaii_Pop 」 by 蒲鉾さちこ

効果音提供：Chisato’s Website
https://chisatosound.sakura.ne.jp/index.html
・「accent_brilliant_02_low」：アクセント
・「thought_bubble_cloud_02」：アニメ

効果音が鳴り終わったら、スペースキーで再プレイ

プログラムを実行してみよう

プログラミングの仕方を説明します

モジュールを用意する

ラッチ先生

今回の「カラースロット！」では、
・ボールのコスチュームの切り替え
プログラムがあります。

そこで、このモジュールを用意しました

スック

モジュールとは、
関数やプログラムが書かれているファイルのことだよ

ラッチ先生

Actorアクター（）クラスが入っている変数ballボールには、
ballボールを動かす属性（データ）やメソッド（命令）があります。

スック

属性（データ）やメソッド（命令）は、
『 . (ドット）』を付ければ、使えるよ

今回のプログラミングのポイント

ラッチ先生

今回は、
ボールの画像の切り替えでスロットを作っていきます。

スック

この３つのステップで
コスチュームを切り替えることができるよ

スック

3つに分けたよ

スロット操作：準備、回転、一時停止

ラッチ先生

まず、ボールの画像をプロパティ：imagesイメージズに入れ
animateアニメイト( ) メソッドで画像の切り替えをしよう

Python

ball.images = ["ball_yellow", "ball_blue", "ball_purple", "ball_red", "ball_green"]  #1 プロパティ: imagesに ボールの画像を入れる
ball.fps = 8               #2 プロパティ:fps に 8を 代入する

Copy

ball.images = ["ball_yellow", "ball_blue", "ball_purple", "ball_red", "ball_green"]  #1 プロパティ: imagesに ボールの画像を入れる
ball.fps = 8               #2 プロパティ:fps に 8を 代入する

Python

def update():
    ball.animate()         #3 コスチュームを 切り替える

Copy

def update():
    ball.animate()         #3 コスチュームを 切り替える

スック

ボールの回転速度を変えたい時は、fpsの数値を変えようね

ラッチ先生

変数gameゲームの “readyレディ“では、
stopストップ( )メソッドを使って、ボールの画像切り替えを止めます

Python

game = "ready"  #1 変数gameを宣言する　初期値：ready
ball.stop()     #2 ボールの切り替えを 止める

Copy

game = "ready"  #1 変数gameを宣言する　初期値：ready
ball.stop()     #2 ボールの切り替えを 止める

Python

def draw():
    screen.fill("azure")
    if game == "ready":
        screen.draw.text("Press SPACE to Start", center=(400, 500), fontsize=80, color="blue")  #3 もし変数gameが readyなら 『Press SPACE to Start』 と表示する
    ball.draw()

Copy

def draw():
    screen.fill("azure")
    if game == "ready":
        screen.draw.text("Press SPACE to Start", center=(400, 500), fontsize=80, color="blue")  #3 もし変数gameが readyなら 『Press SPACE to Start』 と表示する
    ball.draw()

スック

textテキスト( ) メソッドを使って
「Pressプレス SPACEスペース toトゥー Startスタート（スペースキーを押すとスタート）と
表示したよ

ラッチ先生

defデフ onオン_keyキー_downダウン(keyキー): 関数で、
スペースキーを押したら変数gameゲームに
・ “playプレイ” ：スロット再開
・ “resultリザルト” ：当たり判定
・ “readyレディ” ：スロット準備
を代入していくよ。

Python

def on_key_down(key):        #1 キーを押す定義: 引数key
    global game              #2 グローバル変数 game

    if key == keys.SPACE:    #3 もし keyが スペースキーなら
        if game == "ready":  #4 もし 変数gameが "ready"なら
            game = "play"    #5 変数gameに "play"を代入する
            ball.play()      #6 画面切り替え 再開する

        elif game == "play": #7 もし 変数gameが "play"なら 
            game = "result"  #8 変数gameに "result"を代入する
            ball.pause()     #9 画面切り替え 一時停止する
        
        elif game == "result":  #10 もし 変数gameが "result"なら
            game = "ready"      #11 変数gameに "ready"を代入する
            ball.stop()         #12 画面切り替え 止める（最初の画面に戻る）

Copy

def on_key_down(key):        #1 キーを押す定義: 引数key
    global game              #2 グローバル変数 game

    if key == keys.SPACE:    #3 もし keyが スペースキーなら
        if game == "ready":  #4 もし 変数gameが "ready"なら
            game = "play"    #5 変数gameに "play"を代入する
            ball.play()      #6 画面切り替え 再開する

        elif game == "play": #7 もし 変数gameが "play"なら 
            game = "result"  #8 変数gameに "result"を代入する
            ball.pause()     #9 画面切り替え 一時停止する
        
        elif game == "result":  #10 もし 変数gameが "result"なら
            game = "ready"      #11 変数gameに "ready"を代入する
            ball.stop()         #12 画面切り替え 止める（最初の画面に戻る）

スック

おおっ！もうスロットになっちゃった

当たり判定

ラッチ先生

つぎは、当たり判定です。

・黄色ボールに止まれば当たり。
・それ以外ははずれ

それぞれの背景画像を表示します。

背景画像を表示するポイント

１，背景画像を入れる『変数：bgビージー_imageイメージ』を宣言します。

初期値は、「Noneナン」です。
つまり、背景画像がない　空です。

２，当たり判定の時に、それぞれの背景画像を代入します。

Python

bg_image = None           #1 変数bg_image を宣言 初期値：None

def draw():
    screen.fill("azure")
    if game == "result":  #2 もし 変数gameが result なら
        screen.blit(bg_image, (0, 0)) #3 背景画像を 表示する

Copy

bg_image = None           #1 変数bg_image を宣言 初期値：None

def draw():
    screen.fill("azure")
    if game == "result":  #2 もし 変数gameが result なら
        screen.blit(bg_image, (0, 0)) #3 背景画像を 表示する

Python

def on_key_down(key): 
    global game, bg_image #4 グローバル変数 bg_image
    
    if key == keys.SPACE: 
        if game == "ready": 
            game = "play" 
            ball.play() 
            
        elif game == "play": 
            game = "result"
            ball.pause()  

            if ball.image == "ball_yellow":  #5 もし ボール画像が 黄色いボール なら
                bg_image = "bg_clear" #6 変数bg_imageに 画像bg_clearを代入する
            else:                     #7 その他は
                bg_image = "bg_over"  #8 変数bg_imageに 画像bg_overを代入する

Copy

def on_key_down(key): 
    global game, bg_image #4 グローバル変数 bg_image
    
    if key == keys.SPACE: 
        if game == "ready": 
            game = "play" 
            ball.play() 
            
        elif game == "play": 
            game = "result"
            ball.pause()  

            if ball.image == "ball_yellow":  #5 もし ボール画像が 黄色いボール なら
                bg_image = "bg_clear" #6 変数bg_imageに 画像bg_clearを代入する
            else:                     #7 その他は
                bg_image = "bg_over"  #8 変数bg_imageに 画像bg_overを代入する

スック

変数に画像も入れられるんだね

blitブリット( ) メソッドを使って背景画像を表示したよ

BGM・効果音を入れる

BGM提供：DOVA-SYNDROME
https://dova-s.jp/
・「Mini_mini_Kawaii_Pop 」 by 蒲鉾さちこ

効果音提供：Chisato’s Website
https://chisatosound.sakura.ne.jp/index.html
・「accent_brilliant_02_low」：アクセント
・「thought_bubble_cloud_02」：アニメ

ラッチ先生

それでは、BGMを入れてみましょう

Pythonパイソン zeroゼロには、musicミュージックオブジェクトが標準装備であります。
やり方、以下の手順です

BGM の流し方

１． MP3ファイルのBGMを用意する

☆ Pygame zeroでは英語の大文字が使えません。エラーが出ます
　小文字に直します

２．フォルダ『musicミュージック』フォルダに入れる

３． musicミュージックモジュールのメソッドを使う

Python

def on_key_down(key): 
    global game, bg_image

    if key == keys.SPACE: 
        if game == "ready": 
            game = "play" 
            ball.play() 
            music.play("mini_mini_kawaii_pop")  #1 BGMを 流す
            
        elif game == "play": 
            game = "result"
            ball.pause()  
            music.pause()   #2 BGMを 止める

Copy

def on_key_down(key): 
    global game, bg_image

    if key == keys.SPACE: 
        if game == "ready": 
            game = "play" 
            ball.play() 
            music.play("mini_mini_kawaii_pop")  #1 BGMを 流す
            
        elif game == "play": 
            game = "result"
            ball.pause()  
            music.pause()   #2 BGMを 止める

スック

今回のプログラムに「DOVA-SYNDROME」サイトから
・「Mini_mini_Kawaii_Pop 」 by 蒲鉾さちこ
　BGMの曲としてお借りしました。　ありがとうございます。

ラッチ先生

つぎに
効果音をつけましょう！　当たり判定の時
　・当たり
　・はずれ

Pythonパイソン zeroゼロには、soundsサウンズオブジェクトが標準装備であります。

次の手順で行います

効果音のつけ方

１． WAVファイルの効果音を用意する

２．フォルダ『soundsサウンズ』フォルダに入れる

３． soundsサウンズモジュールのplayプレイ( )メソッドを使う

スック

今回のプログラムに
「Chisato’s Website」サイトから
・「accent_brilliant_02_low」：アクセント
・「thought_bubble_cloud_02」：アニメ

　効果音をお借りしました。　ありがとうございます。

Python

def on_key_down(key): 
    global game, bg_image  

    if key == keys.SPACE: 
        if game == "ready": 
            game = "play" 
            ball.play() 
            music.play("mini_mini_kawaii_pop") 
            
        elif game == "play": 
            game = "result"
            ball.pause()  
            music.pause() 

            if ball.image == "ball_yellow": 
                bg_image = "bg_clear"
                sounds.accent_brilliant_02_low.play() #1 効果音を入れる
            else:
                bg_image = "bg_over"
                sounds.thought_bubble_cloud_02.play() #2 効果音を入れる

Copy

def on_key_down(key): 
    global game, bg_image  

    if key == keys.SPACE: 
        if game == "ready": 
            game = "play" 
            ball.play() 
            music.play("mini_mini_kawaii_pop") 
            
        elif game == "play": 
            game = "result"
            ball.pause()  
            music.pause() 

            if ball.image == "ball_yellow": 
                bg_image = "bg_clear"
                sounds.accent_brilliant_02_low.play() #1 効果音を入れる
            else:
                bg_image = "bg_over"
                sounds.thought_bubble_cloud_02.play() #2 効果音を入れる

スック

あれれっ⁉　
スタートキーを押すとすぐ画面が切り替わって効果音が途切れるよ

効果音が鳴り終わったら、スペースキーで再プレイ

ラッチ先生

チャンネルオブジェクトを使って、
効果音が鳴り終わってから、
スペースキーで画面を切り替えるようにしましょう

チャンネルオブジェクトとは…？

○ 再生中の効果音を操作するリモコン

soundサウンドモジュールのplayプレイ( )メソッドは、効果音を再生するだけでなく
チャンネルオブジェクトを返します。

変数にチャンネルオブジェクトを代入すれば、メソッドが使えます

スック

今回は、新しく変数resultリザルト_soundサウンドを作って
この中にチャンネルオブジェクトを代入するよ

Python

result_sound = None  #1 変数result_sound を宣言 初期値：None （データ無し）

Copy

result_sound = None  #1 変数result_sound を宣言 初期値：None （データ無し）

Python

def on_key_down(key): 
    global game, bg_image, result_sound  #2 グローバル変数 result_sound

    if key == keys.SPACE: 
        if game == "ready": 
            game = "play" 
            ball.play() 
            music.play("mini_mini_kawaii_pop") 
            
        elif game == "play": 
            game = "result"
            ball.pause()  
            music.pause() 

            if ball.image == "ball_yellow": 
                bg_image = "bg_clear"
                result_sound = sounds.accent_brilliant_02_low.play()  #3 変数result_soundに チャンネルオブジェクトを 代入する
            else:
                bg_image = "bg_over"
                result_sound = sounds.thought_bubble_cloud_02.play()  #4 変数result_soundに チャンネルオブジェクトを 代入する

        elif game == "result" and not result_sound.get_busy():  #5 もし 変数gameが result かつ 再生終了なら 
            game = "ready" 
            ball.stop()

Copy

def on_key_down(key): 
    global game, bg_image, result_sound  #2 グローバル変数 result_sound

    if key == keys.SPACE: 
        if game == "ready": 
            game = "play" 
            ball.play() 
            music.play("mini_mini_kawaii_pop") 
            
        elif game == "play": 
            game = "result"
            ball.pause()  
            music.pause() 

            if ball.image == "ball_yellow": 
                bg_image = "bg_clear"
                result_sound = sounds.accent_brilliant_02_low.play()  #3 変数result_soundに チャンネルオブジェクトを 代入する
            else:
                bg_image = "bg_over"
                result_sound = sounds.thought_bubble_cloud_02.play()  #4 変数result_soundに チャンネルオブジェクトを 代入する

        elif game == "result" and not result_sound.get_busy():  #5 もし 変数gameが result かつ 再生終了なら 
            game = "ready" 
            ball.stop()

スック

OK! これで、カラースロットの完成！

今回の学習は、これで終了！　おつかれさま

まとめ

ラッチ先生

今回は、
カラースロットのプログラムを作りました。

カラースロット！

Python

import pgzrun
from costume import *

WIDTH = 800
HEIGHT = 600

ball = Actor("ball_yellow", (400, 300))
ball.images = ["ball_yellow", "ball_blue", "ball_purple", "ball_red", "ball_green"] 
ball.fps = 8

game = "ready" 
ball.stop() 
bg_image = None 
result_sound = None 

def draw():
    screen.fill("azure")
    if game == "result": 
        screen.blit(bg_image, (0, 0))
    if game == "ready":
        screen.draw.text("Press SPACE to Start", center=(400, 500), fontsize=80, color="blue") 
    ball.draw()

def update():
    ball.animate() 

def on_key_down(key): 
    global game, bg_image, result_sound  

    if key == keys.SPACE: 
        if game == "ready": 
            game = "play" 
            ball.play() 
            music.play("mini_mini_kawaii_pop") 
            
        elif game == "play": 
            game = "result"
            ball.pause()  
            music.pause() 

            if ball.image == "ball_yellow": 
                bg_image = "bg_clear"
                result_sound = sounds.accent_brilliant_02_low.play() 
            else:
                bg_image = "bg_over"
                result_sound = sounds.thought_bubble_cloud_02.play() 

        elif game == "result" and not result_sound.get_busy(): 
            game = "ready" 
            ball.stop()

pgzrun.go()

Copy

import pgzrun
from costume import *

WIDTH = 800
HEIGHT = 600

ball = Actor("ball_yellow", (400, 300))
ball.images = ["ball_yellow", "ball_blue", "ball_purple", "ball_red", "ball_green"] 
ball.fps = 8

game = "ready" 
ball.stop() 
bg_image = None 
result_sound = None 

def draw():
    screen.fill("azure")
    if game == "result": 
        screen.blit(bg_image, (0, 0))
    if game == "ready":
        screen.draw.text("Press SPACE to Start", center=(400, 500), fontsize=80, color="blue") 
    ball.draw()

def update():
    ball.animate() 

def on_key_down(key): 
    global game, bg_image, result_sound  

    if key == keys.SPACE: 
        if game == "ready": 
            game = "play" 
            ball.play() 
            music.play("mini_mini_kawaii_pop") 
            
        elif game == "play": 
            game = "result"
            ball.pause()  
            music.pause() 

            if ball.image == "ball_yellow": 
                bg_image = "bg_clear"
                result_sound = sounds.accent_brilliant_02_low.play() 
            else:
                bg_image = "bg_over"
                result_sound = sounds.thought_bubble_cloud_02.play() 

        elif game == "result" and not result_sound.get_busy(): 
            game = "ready" 
            ball.stop()

pgzrun.go()

ラッチ先生

costumeコスチュームモジュールをプロパティやメソッドを使うと
スロットのようなゲームが簡単にプログラムできます。

スック

ポイント１：コスチュームの切り替えの手順を覚えて
みなさんもスロットゲームに挑戦してみてね

それじゃ、またね！

ABOUT ME

simplegames01

学習の流れ

スロット操作：スペースキーで準備・回転・一時停止

当たり判定

BGM・効果音を 入れる

効果音が鳴り終わったら、スペースキーで再プレイ

プログラムを 実行してみよう

プログラミングの仕方を説明します

モジュールを 用意する

今回のプログラミングのポイント

スロット操作： 準備、回転、一時停止

当たり判定

BGM・効果音を入れる

効果音が鳴り終わったら、スペースキーで再プレイ

まとめ

BGM・効果音を入れる

プログラムを実行してみよう

モジュールを用意する

スロット操作：準備、回転、一時停止