【Pygame Zero】キャラクターのコスチュームを変えよう２
ratch2025
Pythonしよう！
【Pygame Zero】キャラクターを透明にしてみよう
ratch2025
こんにちは！
「Pythonしよう！楽しく学べるプログラミング教室」の
ラッチ先生です
スックです。よろしくね！
今回のプロジェクトは、こちら！
今回のプロジェクトには、
boonの他に 矢印が 登場します。
基礎プログラムと 画像を入れた
「見た目04 boonを ねらえ！No.2」zipフォルダを ダウンロードしてください
この基礎プログラムは、こちらの記事で解説しています
参考記事
【Pygame Zero】スクリーンに画像を 表示させる
Contents
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学習の流れ
回転する矢印を クリックすると 飛ぶ
ランダムに選んだ場所へ移って 透明になる
矢印に当たると セリフを言う
プログラムを 実行してみよう
プログラミングの仕方を説明します
モジュールを 用意する
今回の「boonを ねらえ！No.2」ゲームでは、
・ 矢印が 飛び出す
・ boonが ランダムな場所へ 移る
・ boonが セリフを言う
・ boonが 透明に なる
プログラムが あります
そこで、４つのモジュールを 用意しました
モジュールとは、
関数やプログラムが書かれているファイルのことだよ
今回のプログラミングのポイント
今回のプログラミングには、ポイントが ４つあります
これで、変数boonに「 . （ドット）」を付ければ 使えるよ
だんだんと透明に なっていくよ
それぞれの動きが わかりやすくなるよ
矢印は、２つ。boonは、4つに 分けたよ
回転する矢印を クリックすると 飛ぶ
それでは、
矢印のプログラムを 作りましょう
Python
arrow_state = "rotate" #1 変数arrow_state 初期値："rotate(回転）"
arrow_direction = 1 #2 変数arrow_direction（方向） 初期値： 1Python
def arrow_move(): #3 矢印の動きを まとめる
global arrow_state, arrow_direction #4 グローバル変数：arrow_state, arrow_direction
if arrow_state == "rotate": #5 変数arrow_stateが 回転なら
arrow.angle += arrow_direction #6 矢印の向きを 変数arrow_directionずつ 増やす
if arrow.angle > 90 or arrow.angle < 0: #7 もし、矢印の向きが 90度より大きい または、0度より低い なら
arrow_direction = -arrow_direction #8 変数arrow_directionに -1×arrow_directionを代入するPython
def update(): #9 更新する
arrow_move() #10 矢印を 動かす
update()関数に
arrow_move() 関数を 入れることによって 矢印が 動くからね
次は、
def on_mouse_down(pos) 関数を使って、
矢印を クリックしたら 飛ぶようにします
Python
def on_mouse_down(pos): #1 マウスがクリックしたpos（座標）を取得する
global arrow_state #2 グローバル変数: arrow_state
if arrow.collidepoint_pixel(pos): #3 矢印をクリックしたならば
arrow_state = "fly" #4 変数arrow_stateに flyを 代入するポイント
collidepoint_pixel(pos) メゾットで、
矢印が クリックされたか 判定されます。
73. if arrow.collidepoint_pixel(pos):
if 文では、
arrow.collidepoint_pixel(pos) が 「1」になると 『True』になります
arrow_move()関数で
変数arrow_state が “fly“になったら 飛ばすよ
Python
def arrow_move():
global arrow_state, arrow_direction
if arrow_state == "rotate":
arrow.angle += arrow_direction
if arrow.angle > 90 or arrow.angle < 0:
arrow_direction = -arrow_direction
if arrow_state == "fly": #1 もし、変数arrow_stateが、"fly"になったら
arrow.move_forward(20) #2 20pxずつ 動く
if arrow.x > WIDTH or arrow.y < 0: #3 端に当たったら
arrow.pos = 100, 500 #4 矢印の座標に X:100 y:500 を代入する
arrow_state = "rotate" #5 変数arrow_stateに "rotate"を 代入する 飛んだ！飛んだ！
ランダムに選んだ場所へ移って 透明になる
boonを透明にするため
VisualEffect( )を使います
Python
boon = VisualEffect("boon", (400, 300)) #1 変数boonに ビジュアルエフェクトクス（設計図）で作るboonを 代入します。Python
def draw():
screen.fill("white")
boon.draw(screen) #2 スクリーンに boonを 表示する
arrow.draw()
randint()メゾットを使って、
boonを ランダムに選んだ場所へ 移動させて拡大させよう
Python
boon_state = "move" #1 変数boon_stateに "move(動く)を代入するPython
def boon_move(): #2 boonの動きを まとめる
global boon_state #3 グローバル変数 boon_state
if boon_state == "move": #4 もし、変数boon_stateが "move"だったら
while True: #5 繰り返す
boon.x = random.randint(50, WIDTH-50) #6 boonのx座標を 50～750から ランダムに選んで代入する
boon.y = random.randint(50, HEIGHT-50) #7 boonのy座標を 50～540から ランダムに選んで代入する
if not boon.collide_pixel(arrow): #8 もし、boonが 矢印に触れてなければ
boon_state = "fading" #9 変数boon_stateに "fading(消えていく）" を代入する
break #10 繰り返しから 外れるポイント
49. While True:
boon.x = random.randint(50, WIDTH-50)
boon.y = random.randint(50, HEIGHT-50)
boonが ランダムに選んだ場所が 矢印に触れた場合
そこで、終わってしまいます。
While文を 使って 矢印触れない場所になるまで 繰り返します。
alpha_animation( ) メゾットを使って
boonが透明になっていくアニメーションにします
Python
def boon_move():
global boon_state
if boon_state == "move":
while True:
boon.x = random.randint(50, WIDTH-50)
boon.y = random.randint(50, HEIGHT-50)
if not boon.collide_pixel(arrow):
boon.reset_effects() #6 ③リセットする
boon_state = "fading"
break
elif boon_state == "fading": #1 変数boon_stateが fading(消えていく) なら
boon.alpha_animation() #2 ①透明アニメーションを 開始する
result = boon.process_animation() #3 ②実行する
if result == "finished": #4 もし、アニメーションが 終わったら
boon_state = "move" #5 変数boon_stateに "move"を代入する ポイント
58. boon.alpha_animation( )
まず、 透明のアニメーションを設定し 開始します
59. result = boon.process_animation()
これで、透明のアニメーションが 実行します。
このprocess_animation()メゾットは、返り値があるので
変数result（結果）の 中に 代入します。
60. if result == “finished“:
変数result の中に “finished“が 入ったら アニメーション終了です
透明になるアニメーションの速さを変えたい場合は、
２つのプロパティを使って調整できます。
透明の増加量で 透明になっていく時間を変えられるよ
ポイント
animation_speed（アニメーションのスピード）
フレーム数で 透明になっていく時間を変えます
def update( ) 関数では、１秒間に約60フレーム更新されます。
・ animation_speed = 1 : 毎回 アニメーション更新
・ animation_speed = 5 : 5フレームごと アニメーション更新
・ animation_speed = 10: 10フレームごと アニメーション更新
今回は、以下の設定で 透明のアニメーションにしました。
Python
boon.animation_speed = 3 #1 boonのアニメーションのスピードを 3 にする
boon.alpha_increment = 8 #2 boonの透明の増加量を 8 にするみんなも いろいろ試してみてね
矢印に 当たると セリフを言う
最後に、
sayモジュールのtext_displayオブジェクトを使って
boonに セリフを 言わせよう
★ text_displayオブジェクトの 使い方 ★
1. text_display.draw(screen)
これで、スクリーンに セリフを 表示させることができます
2. boon.say(“Ouch!”, 2, size=70, color=”red”, y_offset= -70)
sayメゾットを使って、boonにセリフを 言わせます。
矢印との衝突判定は、
collide_pixel( ) メゾットを 使ったよ
Python
def draw():
screen.fill("white")
boon.draw(screen)
arrow.draw()
text_display.draw(screen) #1 テキスト表示装備を 準備するPython
def boon_move():
global boon_state
if boon_state == "move":
while True:
boon.x = random.randint(50, WIDTH-50)
boon.y = random.randint(50, HEIGHT-50)
if not boon.collide_pixel(arrow):
boon.reset_effects()
boon_state = "fading"
break
elif boon_state == "fading":
boon.alpha_animation()
result = boon.process_animation()
if result == "finished":
boon_state = "move"
if boon.collide_pixel(arrow): #2 boonが 矢印に触れたら
boon_state = "hit" #3 変数boo_stateに "hit"を代入する
boon.reset_effects() #4 boonをリセットする
boon.image = "ouch_boon" #5 画像を"ouch_boon"にする
boon.say("Ouch!", 2, color="red", size=70, y_offset=-70) #6 「Ouch!」と２秒間言う
これで、今回の学習は終了！ おつかれさま
まとめ
今回は、
ランダムに選んだ場所で 透明になっていくboonを 当てるゲームの
プログラムを作りました。
boonを ねらえ！No.2
Python
import pgzrun
from pgzhelper import *
from say import text_display
from visual import VisualEffect
import random
WIDTH = 800
HEIGHT = 590
boon = VisualEffect("boon", (400, 300))
arrow = Actor("arrow", (100, 500))
arrow_state = "rotate"
arrow_direction = 1
boon_state = "move"
boon.animation_speed = 3
boon.alpha_increment = 8
def draw():
screen.fill("white")
boon.draw(screen)
arrow.draw()
text_display.draw(screen)
def arrow_move():
global arrow_state, arrow_direction
if arrow_state == "rotate":
arrow.angle += arrow_direction
if arrow.angle > 90 or arrow.angle < 0:
arrow_direction = -arrow_direction
if arrow_state == "fly":
arrow.move_forward(30)
if arrow.x > WIDTH or arrow.y < 0:
arrow.pos = 100, 500
arrow_state = "rotate"
def boon_move():
global boon_state
if boon_state == "move":
while True:
boon.x = random.randint(50, WIDTH-50)
boon.y = random.randint(50, HEIGHT-50)
if not boon.collide_pixel(arrow):
boon.reset_effects()
boon_state = "fading"
break
elif boon_state == "fading":
boon.alpha_animation()
result = boon.process_animation()
if result == "finished":
boon_state = "move"
if boon.collide_pixel(arrow):
boon_state = "hit"
boon.reset_effects()
boon.image = "ouch_boon"
boon.say("Ouch!", 2, color="red", size=70, y_offset=-70)
def on_mouse_down(pos):
global arrow_state
if arrow.collidepoint_pixel(pos):
arrow_state = "fly"
def update():
arrow_move()
boon_move()
pgzrun.go()
キャラクターの見た目を 変えるVisualEffect( )を使って、
boonを 透明にするプログラムを作りました。
キャラクターを透明にするプログラムを作る手順です。
透明になるアニメーションの変更は、
この２つのプロパティで 行おう
みんなも試してみてね
それじゃ、またね！
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こんにちは！
「Pythonしよう！楽しく学べるプログラミング教室」の学長、ラッチです。
scratchのように楽しく学べるPython講座です。
・図やアニメーションを使って、わかりやすく楽しく学べる！
・毎回の授業が新しい発見の連続！
・プログラミングの考え方が身につき、自分のやりたいことが形にできるように。
この３点をモットーにサイトを立ち上げました。 よろしくお願いします
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